みなさん、ごきげんよう。
「流されない育児」をモットーにしている私は、自分の言動や行動を周りのママ達に驚かれることもしばしば。そのひとつが今日のテーマ「中学校の部活問題」です。
以前、ホリエモンこと堀江貴文さん( @takapon_jp )がTwitterでこんな発言をしていたことがありました。みなさんは知っていますか?
部活なんかやる必要ないよ
中高生には「部活」とは違う選択肢が必要だ (東洋経済オンライン) – https://t.co/Ki2dktSqYF— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2017年1月18日
現在中学2年生のわが子は、入学時に部活に入らない決断をしたんだけど、それから1年半経った今日までの様子や親として思うところをまとめてみようと思います。
もくじ
なぜ部活に入らないことになった?その経緯
「中学入学=部活必須」と思っている親はめちゃくちゃ多い。
未だ強制加入の学校もたくさんあるみたいだし、私自身も娘がこの決断を下すまでは入らなきゃいけないものだと思っていました。
娘が部活非加入を決めた後に周りの友達にこのことを話したら、全員が「え?部活って入らなくていいの?!」っていうコメントだったのも印象的でした。笑
娘が「部活なんて入りたくない!」と思った理由
娘はナゼ「部活に入らない!」と決めたのでしょうか。
あらためて振り返ってみたら、理由はひとつではありませんでした。
- 先輩が怖い(部活見学で既に嫌なことを言われた)
- 放課後をゆっくり過ごしたい
- 夏休みに家族旅行ができなくなるのはイヤ
- つまり色んなことに縛られたくない
- 入りたい部活がない
と、こんな感じ。
もともと自由な校風のとある私立中学に憧れ、願書提出ギリギリまで迷っていた娘は、そこで見かけたいくつかの素敵な部活や同好会が気に入っていました。
最終的に「学校が遠すぎ」という理由で自ら公立中学を選択しましたが、現在の学校に入学してからも何かにつけてその学校と比較しちゃっているみたいです。
部活見学の時に興味が持てそうな部活はひととおり見学に行ったようですが、どこもピンとこなかったんだとか。
親である私の考えはというと
私自身は中学時代に運動部の副部長をやっていたし「部活は入った方がいい」と考えていました。
部活に入ったおかげで今も体を動かすことは好きだし、文化部だって大会に向けての仲間との一体感を味わうことができる。
クラスメイト以外の友達ができるのも部活に入るメリットだと思います。もちろん娘とはそんな話も沢山したけど、それでも決断は変わりませんでした。
担任の反応はいかに
とはいえ「担任に色々引き止められるのかなー」とか「成績に影響するのかなー」って少しは気になったのも事実。まぁ、結果は決まっていたけれど。
そしたら担任は「そうですかぁ。
まぁでも、本人が入りたくないのであれば仕方がないですよね。」って
え?!…そうなの?!
思いの外あっさり。笑
このタイミングで「部活って強制じゃないんですか?」って初めて質問してみたところ、先生いわく「うちの学校は強制ではないけど、今の所は全員が加入しています」とのことでした。
どうやら先生も部活の魅力を教えてくれたり、優しい先輩のいる部活を紹介してくれたりと気にかけてはくれたみたいだけど、それでも娘の気持ちが変わらないのでは仕方がないと尊重してくれたらしいのです。
素敵な担任でほんとラッキー。
部活に入っていない娘の放課後
そんなわけで、のびのび中学ライフがスタートした娘。
毎日学校から帰ってくるのは16時前後と、委員会やクラブ活動を終えてから帰ってくる小学生の長男より早いことも珍しくありません。
つまり、だいぶ余裕な毎日を送っています。
帰宅後は早々に宿題や自学を終えて、愛犬と戯れ、YouTubeを観たりひたすら絵を描いていたり弟たちと遊んだり。
とにかくのびのびと、自分のペースで好きなことだけをやっている。
特に「つまらなそう」と感じたこともないし、ぐぅたらしている印象も全くありませんでした。
それから1年半経った今はというと
しばらくはそんな生活を送っていましたが、ある日、前から欲しがっていたウクレレを買ってあげました。そしたらドハマりしちゃって。
毎日YouTubeを先生にして、みるみるうちに上達していきました。
最近はギターにステップアップして、近所の個人教室に通うようにもなりました。たぶん吹奏楽部の子たちよりも楽器に触れてる時間は長いんじゃないかと思います。
後悔してない?! 入学から1年半経った今の心境は
これ、たまに娘がボソッと呟くんです。
「やっぱ部活入らなくて良かったぁ〜!ホント毎日たのしいもん!!」って。
きっと部活に入ったら入ったで楽しい事も沢山あるだろうけど、周りの友達からは部活の愚痴しか聞こえてこないみたいで。それだけが聞こえてきちゃう娘にとって、そういう感想を抱くのも当然といえば当然ですね。苦笑
部活に入る子 vs 部活に入らない子
そうなってくると「いっそのこと部活制度をなくしてみたらイイんじゃない?」という意見も聞こえてきそうだけど、私自身は「やっぱり部活って良いものだ」と思っています。
ただ、私の娘をみていると「部活に入らないほうが幸せな子って、結構いるのかも」とも思うわけです。笑
やっぱり人それぞれタイプが異なるわけだから、最近話題の「フリーランスvs会社員」的なアレと考え方は同じ。子どもにだって向き不向きがあるし、やりたい事をやる方が人生は輝くんじゃないかなぁと思います。
わが子が部活に入らないと言いだしたらどうする?!
このブログを読んでくださっている方の中には、お子さんが部活に入りたくないと言って悩まれていたり、お子さんご自身が悩んでいたりするかもしれませんね。
でも全然大丈夫。
気にしないで、思ったようにすると良いですよ。
強いて言うなら「やりたくない事を仕方なくやるなら、部活なんてやらない方がいい!」と私は思います。
その時間にトコトン好きな事をやって夢中になれるものを見つけたり、自分自身がどんな事をしていると楽しいのかをあらためて見直す時間に充てると良いのではないでしょうか。
まとめ
- 部活に入らなくても子どもは素敵に育つ
- 部活に入っても子どもは素敵に育つ(楽しんで取り組めるのが理想)
- 最後は自分で決めることが大事
色々な本にも書かれていますが、これからは自分の好きな事が仕事になる時代。
部活に入るか入らないかは実はどうでもよくて、自分がどんな時に嬉しいと感じて何をしている時が楽しいのか、それを見つけられることの方が100倍重要です。
自分が決めた道を信じて、突き進みましょう!!!
では今日はここまで〜!